スマホで写真や動画を撮影したり、音楽やアプリをたくさんダウンロードすると、あっという間に容量不足に陥り、データが保存できなくなってしまいます。
特に容量の少ないスマホやパソコン、タブレットなどでは、保存するデータをより厳選する必要が出てきます。
そんな状況を打破するサービスがDropboxです。
Dropboxとは
Dropboxは各自で管理しているデータやファイルをオンライン上に保管できるクラウドサービスです。
データ保存だけでなく、データを守る機能やより簡単にメンバー共有できるような便利な環境を提供してくれるサービスとなっています。
Dropboxでは、より大規模な企業向けのサービスも用意しています。
Dropboxの便利ポイントをしっかり押さえて、どのような利用が最適かをチェックしていきましょう。
Dropboxが誇る多彩なプラン
便利さを実感できるBasicプラン
どのような使い方ができるか実感できる、無料プランが用意されています。
Basicプランは無料で2GBまで利用可能なストレージと、共有したメンバーとメッセージを交換できるDropbox Paperが利用できるます。
ただし誤って削除してしまったデータを復元できる機能などについては用意されていません。
まずはDropboxの使用感を掴んでみて、らに最適な利用方法が見えてきたらプランの切り替えを検討する形が良いかもしれません。
Plusプランはさらなる便利実感
月額1200円で1TBのストレージ容量に加え、Basicプランで提供されている機能のすべてが利用できるプランです。
Plusプランの特徴はDropboxに保存したデータをオフラインでも利用できる点です。
オフライン状態で編集したファイルはオンラインになった時点で自動同期されます。
オフィスやインターネットに接続できる状態になってから慌ててファイルをDropboxへアップデートする必要はありません。
Dropboxを利用しているデバイスに保存されているデータは遠隔で削除することができます。
「ノートPCをどこかに置き忘れてしまった」などのトラブルに見舞われても安心ですね。
他にも
こんなときも慌ててファイルを作り直す必要はありません。
Dropbox Plusプランには各ファイルの履歴管理機能があり、最大で30日間さかのぼってファイルを復元することができます。
この機能だけでもPlusプランに切り替えたくなってしまいますね。
これだけあれば十分なProfessionalプラン
Plusプランではストレージ容量が足りなくなってしまうような場合、Professionalプランを利用しましょう。
月額2400円で2TBのストレージ容量が提供され、さらにPlusプランの機能がすべて利用できるプランとなっています。
Professionalプランで追加されたスマートシンク機能は、Dropbox上に保存したファイルをオンラインのままで利用できるHDDに優しい機能です。
外出先のインターネットに接続できない環境下でもローカルにデータを保存して編集することができるので、作業する環境にあわせた管理方法が選べるのも魅力です。
しかも管理方法を変えればデバイス側のストレージ容量の消費を最低限におさえることができるので、万年容量不足から抜け出せないパソコンを助けてくれる救世主的となるでしょう。
他にも各フォルダやファイルに権限をつけることができるので、Dropboxを利用しているメンバー全員に見られる心配はありません。
またダウンロードについても、適宜禁止にすることもできるので管理がより簡単になります。
なおPlusプランにもある履歴管理機能は120日もあるので、ヒューマンエラーが起きても安心して作業に集中できます。
企業向けには専用のビジネスプラン
Dropboxは企業利用を想定したプランも用意しています。
3TBもの大容量なストレージが提供されるので、データ不足になる心配は当分ありません。
やり取りされるデータのすべてが暗号化と証明書によって安全に送受信されるため、途中でデータを盗み取られるような心配もありません。
Dropboxへのログイン管理も、すでに利用している管理機能と統合可能です。
120日間の履歴管理機能やパスワードと組み合わせて利用する2要素認証など、ファイル保護だけでなく、ログイン時のセキュリティも強化されています。
DropboxのGOODポイント
個人・企業向けと幅広いプランを用意しているDropboxーーーそのGOODポイントをチェックしてみましょう。
GOODポイント① マルチデバイス対応
普段何気なく使っているスマホやパソコンを利用してファイルをアップロードすることができます。
ちょっとマニアックなLinux OSからでも利用できるので、利用できるデバイスを選ばないサービスであることを実感できます。
スマホの場合、カメラ機能と連動するので撮影した写真をDropboxに自動保存することができます。
あとから写真を選んでDropboxに移動させる手間がかかりません。
GOODポイント② 無料から利用できるプラン
無料で利用できるプランの場合、お試しに利用するものという趣旨のものがほとんどです。
他サービスのお試しプランでは利用できるストレージ容量が少なかったり、1日で転送できる容量が決まっていたり、余計な広告が表示されたりと使い勝手の悪さが目立ってしまいます。
しかしDropboxのBasicプランは違います。
無料で2GBのストレージが提供されるだけではなく、他の利用者を誘うなどいくつかの条件をクリアすると、ストレージが増量がされたりします。
このように無料で便利に利用し続けられるのも、Dropboxを使うGOODポイントです。
Dropboxは本当に簡単に利用できる
Dropboxを始めるには、メールアドレスを使った登録だけでOKです。
あとは必要なアプリをインストールするか、Web版を利用するか自分にあっている便利な方法を選ぶだけです。
どんな使い方をするか確認してから、適切なプランを決めていきましょう。
