小規模であれ大規模であれチームやタスクの管理はとても複雑です。
特に大規模プロジェクトを管理しなければならない場合、自社だけではなく他社もプロジェクトに参加し、何十人、何百人ものメンバーをマネジメントしなければなりません。
そんなときに頼れる管理ツールがWrike(ライク)です。
この記事では、プロジェクト管理にWrikeがオススメな理由を紹介します。
Wrikeとは
Wrikeは、とても多くの機能を持ったプロジェクト管理ツールです。
ASPサービスであるため、手軽に導入することができ、今すぐにでも利用を始めることができます。
ASP(Application Service Provider):インターネット経由でソフトウェアなどを利用者に提供する事業者・ビジネスモデルのことを指す。短期間利用が可能で、ソフトウェアのアップデートが不要であることも利点。
他のプロジェクト管理ツールと比べた際に、痒い所に手が届く機能が豊富な印象を受けました。
たとえば、以下のようなこだわりがある人にオススメです。
無料プランでは、利用可能な機能に制限がありますが、5人まで利用することができます。
有料版はいくつかのプランがあり、1人あたり 最低9.80ドル/月 から利用可能です。
Wrikeの使い方
基本的な使い方は単純です。プロジェクトを登録し、そこに実行したいタスクを登録するだけです。
タスクは、ToDoリストのような形式で表示したり、かんばん方式のボード形式で表示したりすることができます。
タスク毎に表示形式を設定できる機能があるため、わざわざリスト形式とボード形式を行ったり来たりする必要がありません。
実装されている機能が非常に多いため、スムーズに使えるようになるまでには慣れが必要です。
ただ公式サイトには豊富なFAQや動画のチュートリアルによるサポートがあるので、慣れるまでそう時間はかかりません。
Wrikeのgoodポイント
タスクのタイムトラッキング機能が存在する
タスクにどの程度の時間がかかったかを計測するタイムトラッキング機能があります(Professional プランから利用可能)。
自分のタスク処理スピード計測はもちろん、プロジェクトマネージャーがボトルネックとなっているタスクの把握が可能です。
トラッキングした結果に対してコメントを残すこともできるため、自分用に記録しておいたり他人を評価したりすることができます。
レポート機能が充実している
Wrikeでは、以下のようなレポートを作成することができます。
“Aプロジェクト” の “佐藤さん” の “締切りに間に合っていないタスク” といった条件で、レポートを作成することができます。
レポートを利用した稼働状況の把握はもちろんのこと、レポートをもとに仕事の割り振りを行うこともできます。
有償プランについて
料金体系は、無料で使えるフリープランを含めて、5段階あります。
5人まで無料で使えますが、利用できる機能に限界があるため、有償プランの利用を推奨します。
以下に代表的な有償プランを2つ紹介します。
Professional
1人あたり月額9.80ドル、5人~15人で使用することができます。
フリープランでは利用することができない、ガントチャートや、サブタスクの追加機能が追加されます。
Business
5人~200人まで使用することができ、1人あたりの月額は24.80ドルです。
Professionalプランでは利用できないレポート機能やタイムトラッキング機能が追加されます。
そのほかにも「Marketing」プランや「Enterprise」プランが存在します。
これらのプランには人数制限がありません。
Wrikeのまとめ
他のプロジェクト管理ツールと比べると少し利用料金は高いです。
ただWrikeが持つ機能を、他の管理ツールで使用しようとすると、外部ツールに頼る場面が少なからず出て来ます。
Wrikeを使用すれば、すべてを一元管理できるため、前述のような煩わしさから解放されます。
プロジェクト管理ツールは、毎日使用するので妥協するのは結果的にコストパフォーマンスを下げます。
複数のプランが用意されているため、ご自身にあったプランを選択しましょう。
プロジェクト管理ツールとして洗練されたWrikeを使いこなし、歴史に残るようなプロジェクトを成功させましょう。
