個人やチームに与えられたタスクを管理するのに、ツールを利用すると「使いにくい」と感じてしまうことはありませんか。
その結果、テキストやExcelなどあまり効率的とはいえない方法でタスクや課題を管理するようになっていませんか。
これではチーム全体の進捗具合の把握が非常に難しくなってしまいます。
そんなタスク管理ツールが苦手という人に、とってもオススメなのがStockというタスク管理ツールです。
どんなところが普通のタスク管理ツールと違うのか、どのようなGoodポイントがあるのか、もろもろまとめました。
Stockとは
チームでプロジェクトを成功させるために必要なありとあらゆる情報を、一冊の「ノート」にまとめるというイメージで利用できるタスク管理ツールです。
このノートには
プロジェクトごとに必要なドキュメントをまとめておけるので、ファイルを探す時間が無駄になりません。
期日の決まったスケジュールを管理できる「タスク」や、チャット機能も搭載されているのでやり取りの履歴もしっかり把握できます。
他の管理ツールとは違う点が、すべて自由に書き込めることです。
WEB版限定となりますが、Wordのように文字を太くするなどの編集機能も搭載されています。
Stockは自分の使いやすいように工夫して使えるタスク管理ツールです。
Stockの使い方
使い始める前に、メールアドレスを使った利用登録が必要です。メールアドレスとアプリ内で表示される名前を登録したら利用開始です。
はじめに1冊のノートを作りましょう。できたノートにプロジェクト名など、管理しやすい名前をつけてください。
これでプロジェクトを管理するためのノートは完成です。
あとはプロジェクトに必要な情報の書き込みやファイルの添付、期日の決まっているタスクなどを消化し、無事プロジェクトを完了させましょう。
StockのGoodポイント/惜しいところ
Goodポイント① WEB版がリリースされている
Stockにはタブレット版がありませんが、いつでもどこでもどんなデバイスでも利用できるWEB版が用意されています。
WEB版はアプリ版よりも編集機能が優れており、まるでWordやGoogle Documentのように文字を太くしたり、赤文字やアンダーラインをひいたり、分かりやすく編集することができます。
Goodポイント② 複数のスマートフォンではログインできない
Stockのスマホ版では同一アカウントを利用した場合、同時にログインして編集するという利用方法ができません。
その場合、利用する際に他のデバイスで利用されている旨を知らせるメッセージが表示されます。
万が一あなたがStockを使っている最中にそのようなメッセージが表示されたときは、すぐに管理者に連絡をしてアカウントが不正に利用されていることを伝えましょう。
このように不正利用ができない点は、セキュリティ的にも安心ポイントですね。
惜しいところ① 書き込み方法のルール化が必要
もしプロジェクトに参画しているメンバー全員が、自分の好きなようにStockに情報を書き込んでしまったらどうなるでしょうか。
すでに書き込まれている大切な情報を整理されていない情報が覆い隠してしまい、簡単に見つけることができなくなってしまいます。
これを避けるには事前にある程度の入力ルールを決めておくか、書き込みをチェックする人か専任の入力者をチーム内で決めておくのが良い解決策かもしれません。
惜しいところ② iPad版アプリがない
iPhoneやAndroidスマホ版のStockはありますが、iPad用のタブレット版はリリースされていません。
一部の企業ではすでにペーパーレス化の流れで、タブレットを会議などに導入しています。
スマホの小さな画面で会議中にメモを取ったりするよりは、タブレット版があれば大きな画面で手早くメモを取ったり写真で大事な決定事項などをアップし、情報共有するまでにかかる時間を削減することができます。
タブレットの機動性を活かしたStockアプリのリリースに期待しましょう。
Stockの無償版と有償版の違い
無償プランは利用するユーザー数が無制限で、ストレージ容量や管理できるノート数の制限があります。
有償プランでは不要になったノートを間違えて削除してしまっても、いったんゴミ箱に移動する誤削除防止機能や、プロジェクトが終わったノートをアーカイブしておける機能などが追加されます。
無償・有償の大きな違いは参加メンバー数とストレージ容量で、無償プランはメンバー数が無制限ですが、ストレージ容量は1GBまでとなっています。
有償プランについては、5人以下であればストレージ容量30GBのエントリープラン、10人以下なら80GBのスモールプラン、20人以下なら150GBのミドルプラン、30人以下であれば250GBのラージプランが用意されていて、管理するプロジェクト規模に合わせてプランを選ぶことができます。
Stockの利用に適している人
Stockの名前の由来はいろいろな情報を“ストックできる”からきています。
「どんな些細な情報でもすべてストックしておこう」という考えの人には一番向いているツールです。
ストックする前に情報を取捨選択してしまうと、本当に必要な情報を掴むことができなくなってしまいます。
必要と感じたすべての情報はノートにストックして、後から取捨選択できる人ならStockを使いこなすことができるでしょう。
常にタスクを管理しやすい方法を改善提案できる人は、Stockが持つ自由度の高さをさらに引き上げて誰もが使いやすいと感じるツールに成長させることができます。
Stockはその人にフィットしたときに爆発的効果を発揮してくれるツールです。
